鈴木みのる選手のインタビュー前編を見て思いました。
やっぱり鈴木みのるの言葉は重いなぁ、と。
もちろん一ファンとして腑に落ちない時もあるのですが(笑)
それだからこそプロレスは見ていて面白いと思うのです。
「なぜモクスリーとやりたいか? 俺がアイツを一発ぶん殴ると、地球の反対側まで届くニュースになるから」
鈴木みのる選手が言うように「できないことがあるから面白い」というのは、僕もそう思います。
パーフェクトなエディットレスラーが面白くないこともそう思います。
ただ「ファンは何もわかっていない」と言いますが、、、ほぼ全員同意するような気がするんですよね。
やっぱりSNSなどで一部の面倒なプロレスファンが目立ってしまうので、鈴木みのる選手は最近もTwitterでキレ気味でしたが・・・ああいうのが目立つだけで多くのファンはそうではないのではないかなぁと。
このインタビューの中で鈴木選手は「なんでも兼ね備えているやつが最高の選手だったら、棚橋はあそこまでいかないよ?内藤哲也だってあそこまでいかない、俺からしたらどっちもそう。あんなに偏ったレスラーいない」と話していましたが、やはり弱点があるからこそ魅力的なのがプロレスラーなのだと思います。
そして「できないことを穴埋めしてごまかそうとする」という言葉は刺さりました。
これってプロレスラーだけではなく今の時代は誰しもが考えて意識した方が良いことなのではないでしょうか。
完璧ではないのに完璧を求めるから他人の穴を批判して攻撃して悦に浸ったりする人が増えていることも、何かこういう部分が足りてないからではないかと。
もちろんプロレスラーと違うのは、穴だらけの完璧主義者という困ったタイプの人が増えているのが一般の世界であることなのですが・・・
それにしても鈴木みのる選手のインタビューというのはいつも面白いです。
前半のインタビュアーに好戦的な部分ではなくて、プロレスというものをとても高い位置や低い位置、陸海空の全てから見ているような内容を話してくれる後半部分はファンとしてプロレスの見方の勉強になります。
このインタビューでモクスリー戦が更に楽しみになりましたし、札幌大会の開始が待ち遠しいですね。
そういえば・・・以前、鈴木みのる選手は「プロレスラーをゲームと同じように扱うな」というようなことを発言しているので、今回いきなり「ゲームのエディットで~」で話しだしたことで、また一部のファンが噛み付くかもしれませんが、これって「そういうファンの目線」で例えているだけということじゃないですか。
なんだかこの部分って踏み絵というか鈴木みのる選手がファンを試しているような気がします。
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