高橋ヒロムがライガーのイベントに乱入!思い出すライガー×丸藤のあのシーン!!

新日本プロレスワールドカフェにて獣神サンダーライガー最後のファンイベントが開催されている中に高橋ヒロムが乱入。
こんな年の瀬に起こった事件ですが・・・高橋ヒロムの発言に「そうだよ!!」と思ったファンも多かったことでしょう。
なぜならこれは丸藤とライガーのあの名シーンを思い出させるものだったからです・・・

プロレスは歴史。
そして高橋ヒロムはその時代を見ていたわけですから、伏線ではなかったことが伏線になるのがプロレスの魅力だと教えてくれました(涙)


高橋ヒロム『チャンピオンとしてアナタを気持ちよく、引退させます! 1月5日、よろしくお願いいたします』
ライガー『「おまえ、これだけのファンの前でチャンピオンとして、って言ったんだぞ?吐いたツバ飲み込むなよ……?チャンピオンとして上がってこいや? 俺はそのチャンピオン、叩き潰してやるよ!」』

そしてヒロムがライガーに握手を求めて・・・握手をしてしまった獣神サンダーライガー。

まさか、まさか握手してくれるとは思わなかったですよ。正直、ガッカリですよ!』

そう言い放ったヒロムにライガーがビンタを入れると『その反応ですよ! 遅いんだよ、その反応するのがよー!』と言い放つ高橋ヒロム・・・

この中にどれほどの歴史が詰まっているか・・・

まず、握手をしたことに対して高橋ヒロムが「ガッカリ」と言ったのは、新日本プロレスジュニアがNOAHの丸藤に侵略された中で、その丸藤に挑戦を名乗り出たライガーとのあのシーンが思い出されます。

挑戦してきたライガーに対して握手を求める丸藤に対して『握手なんかできるかぁ、これから戦う相手と握手なんかできるか!』とキレたライガーが丸藤を一発張り飛ばす!そして丸藤もライガーを張り飛ばす!というあの光景が高橋ヒロムの中にはあったのでしょう。

なので「あ、ライガーさん戦う俺と握手しちゃうのね?」というところで『ライガーの気持ちが老いている』と感じてのガッカリなのでしょう。

もうね、これは新日本プロレスファンからすれば『高橋ヒロム最高!!』となって当然ですね。
ここであの歴史を繋いでくるか!?という感じですし、点と点が繋がるのがプロレスですが途切れた線と点が繋がるというのは嬉しいですもんね。

更にはライガーの『吐いたツバ飲み込むなよ』ヒロムの『遅いんだよ、その反応するのが』は長州力と思い出す言葉・ワードですし、特に高橋ヒロムに関してはあの日のあの長州力のド真ん中が記憶に残っていたのでしょう。

ライガーが長州力に飛びかかっていった直後に長州力が『その反応が遅すぎるんだよ』と言ったあのシーン・・・しっかりとライガーが絡んでいる場面の言葉を使う高橋ヒロムには恐れ入りました。

高橋ヒロムがこうすることで新しいファンも過去を振り返るでしょうし、過去を振り返ればそこには怖いライガーが沢山出てくるわけですからね・・・

最後はライガーが『チャンピオンとして上がってきたヒロムからフォールを獲るぞ! と、みなさんにお約束します。そうなった時はライガー、現役続行!』と高らかに宣言をしましたが、これで高橋ヒロムの東京ドーム1月4日・5日が一気に盛り上がってきましたね。

そう、ライガーの二日間にするのではなく高橋ヒロムの二日間にできるかどうか。

これが高橋ヒロムの使命であると私は思います。


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