上位チームが順当に結果を残した熊本大会。
EVIL組はテンコジに勝利、タマ組は永田組に勝利、そしてジュース組はKENTA組から勝利。
正直「全チーム負けても同じことだから第3世代に光を...裕二郎に光を...」と願っていたのですが、そんなにプロレスは甘くないということがよくわかりました。
これでEVIL組は勝ち点26、タマ組とジュース組は24点となりました。
最終日の試合順はEVIL組VSジュース組の直接対決がメイン、セミが石井組になると思われます。
この場合タマ組は負けた時点で敗退決定 → EVIL組とジュース組が優勝決定戦となる。
※EVIL組が勝利すれば文句なしの勝ち点28で優勝、ジュース組が勝利すれば勝ち点26で並び直接対決の結果でジュース組。
が、タマ組が勝利した場合は事情が変わります。
タマ組が勝ち点26となり、自力優勝は無理ではあるのですがジュース組が勝利すると勝ち点26で3チームが並びます。
こうなる場合はジュース組がEVIL組に勝利、EVIL組はタマ組に勝利、タマ組はジュース組に勝利しているので直接対決の結果がイーブンとなります。
『ルールは状況に応じて決まる』
という説明が新日本プロレスのリーグ戦にはありますし、昔のG1では「試合時間の短い方が上とする」というような特殊なルールもありましたが、恐らく今回そうなれば優勝決定戦を3チームで争うのではないでしょうか。
1試合追加しても16時開始の大会なら帰宅の足にも影響が出ないでしょうし。
もしくは「同時優勝」として、東京ドーム2連戦で決着をつけるなんてこともありえるのかもしれません。
『ワールドタッグリーグって何なんだよ!』
という声を極限まで引き出すにはそんな展開だって逆に面白いのではないでしょうか(笑)
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試合順がこの通りであれば石井組が勝利するとシンプルな決着となるわけですが、タマ組勝利の場合には『タマトンガ・タンガロアはジュース・フィンレーを応援する立場』になります。
この状態のメインであれば、試合中にジュース組のサポートになるような介入をする可能性もありますしメインのワクワク感が増しますね。
ただ、僕は思うのですがこの手のリーグ戦が全て最終日のメインで勝ったほうが勝者になるということがなくてもいいと思うんですよね。
G1では以前、メインの試合結果を受けて他の試合の勝者が優勝決定戦に進むようなこともありましたし、そういういつもとは違う緊張感があっても面白いはずです。
ですが、今回の場合はセミにEVIL組とジュース組を組んでしまうとEVIL組が勝利した時点でタマ組と石井組の試合が消化試合になるという悪夢が待っています(笑)
しかしジュース組が勝利した時点ではどのチームの優勝も決まりません。
石井組が勝利すればジュース組の優勝となり、タマ組が勝利すれば3チームがイーブンになります。
なのでジュース・フィンレーは「石井!YOSHI-HASHI!ガンバッテ!!」
EVIL・SANADAは「タマちゃん!タンガロア!頑張れ!!」
というカオスな状況になるので、その方が面白いかもしれませんね(笑)
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