時代は動かずとも、時代の変化が見えた三冠ヘビー級選手権試合。宮原健斗がジェイクを認めた。

全日本プロレスが大きく変化するのか、それとも変わらないのか。
王者宮原健斗と王道トーナメント優勝者のジェイク・リーの試合は、秒刻みで時代が揺れ動く試合でした。

33分19秒の長い試合はほぼフルスパートの激しい試合になり、1発1発の音がエグいほどに映像から聞こえてきました。

終盤はジェイクリーの蹴りが主導権を握る武器となりましたが、宮原健斗のブラックアウトも同等の威力。
一度はシャットダウン・スープレックス・ホールドを返したジェイクリーでしたが、勝ち方を知る王者との削り合いに敗れての敗北となってしまいました。

ただ、、、

宮原健斗が試合後に口にしたようにジェイクリーとの戦いは始まったばかりですし、全日本プロレスの日本地図の真ん中に立つスターが2人いてもいいじゃないかとジェイクリーを認める発言をした。それだけの試合をジェイクリーはしましたね。


体力は尽きても目は死んでいないジェイクリー、三冠ヘビー級王座は一度はこれで遠くなりますが・・・負けたことで近づいた部分もきっとあるはずです。

先月は野村直矢と、そして今回はジェイクリーと戦った宮原健斗ですが、この3人がこれから全日本プロレスを引っ張っていくことでしょうし、これまで以上の名勝負も数多く見られるリングがそこにはある!と思います。

さて、世界タッグにエントリーする宮原健斗と青柳優馬ですが「キャリアの差を埋めるために、壁を乗り越えるために」ということで、宮原健斗はこれから「あおちゃん」と青柳優馬を呼ぶとのこと(笑)
そして、青柳優馬は宮原健斗を「けんちゃん」と呼ぶように要求しました。

これは・・・ちょっとね、棚橋・本間・YOSHI-HASHIの「ヒロ・トモ・ノブ」があったばかりなので、やんや言われる可能性はあるんですけど・・・でも楽しいからいいや!ですね。

世界タッグ選手権試合と世界最強タッグ決定リーグ戦

世界タッグ選手権試合はゼウス・崔領二が防衛。
非の打ち所というか、弱点が全くないタッグチームですよね・・・

世界最強タッグ決定リーグ戦が近づいてきましたが、同型パワータイプのチームはスピードも兼ね備える王者組に勝つのは難しいかもしれません。

TAJIRI&KAI辺りにかく乱された時にどうなるか?というのは楽しみですし、ジェイクリーと野村直矢とのカードなんかも楽しみではありますがかなり王者組が有利なのかなとは思います。

世界最強タッグ決定リーグ戦は全19大会が全日本プロレスTVで放送されるとの発表もありました。
タッグの秋~冬、じっくり堪能したいですね。

https://www.ajpw.tv/

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