新日本プロレスのFIGHTING SPIRIT UNLEASHED・アメリカ・ボストン大会が終了した模様です。
見たいカードも多いアメリカ3連戦、両国国技館へ繋がる戦いでもあるのですが新日本プロレスワールドでの中継は明日のみということで、新日本プロレス公式からの速報を見て脳内再生しております(笑)

さて、両国国技館へ繋がるというよりは「神戸大会前後、日本で生まれな物語の結末」となるIWGPタッグ選手権試合、タマ・タンガの王者組に挑むジュニア戦士SHOとYOHの戦いが中継無しで普通に挑戦者組が負けて終わっているというのも残念ですね。

ここで結局負けてしまうと、今後のジュニアタッグリーグ戦で優勝しても「ヘビーの下」という印象が強くなるだけですので、誰得の流れだったのか?と首を傾げるばかりです。

メインのオカダ・飯伏・棚橋と内藤・EVIL・SANADAという豪華カードも生中継してほしかったですね。

IWGP戦へ向けてオカダカズチカとSANADA、権利書戦へ向けて飯伏とEVIL。
この二人は日本でまだ前哨戦がありますが、ここにブリティッシュヘビーを2週間で落とした棚橋弘至とジェイホワイトに負けたばかりの内藤哲也がいることが面白いわけですよ!!


棚橋弘至の背中を追ってきた内藤哲也。その内藤哲也を自分の後継者だと考えていた棚橋弘至。
しかし徐々に棚橋弘至になれない内藤哲也はどん底へ落ちていったわけです。

内藤哲也はロスインゴと出会い「棚橋程度にならなくてよかった」と言うほどにまでなり、この二人の世代闘争でもありライバル争いは2年前のインターコンチネンタル戦を巡る戦いでピークを迎えました。

新日本プロレスを蘇らせた原動力でもあり、新日本プロレスファンがずっと見て来た生え抜きの天才2人が・・・今この時点では露骨に脇役なったカードがこの6人タッグマッチなわけです。

試合はグラウンドコブラツイストで棚橋が内藤から3カウント勝利を手にしたようですが、棚橋とグラウンドコブラツイストという技の相性も良いですし、それで内藤が負けるなんて藤波辰爾と武藤敬司がオーバラップするような光景だったことでしょう。

イッテンヨン東京ドーム、そしてイッテンゴ東京ドーム、更にはイッテンロクの大田区総合体育館。

東京オリンピックイヤーである2020年が始まって1週間も過ぎないところから新日本プロレスは世界に『キングオブスポーツ』を見せつけるつもりかもしれません。

このとてつもない3日間に向けてのストーリーの中に、新日本プロレスを照らし続けた棚橋弘至も新日本プロレスで今現在最もファンに支持されて影響力のある内藤哲也が不在。

ここから巻き返すためには相当なウルトラCが必要になる中、恐らく失意の底で戦ったアメリカ・ボストン大会。

IWGPが関わる前哨戦となる4人よりも、僕は今だからこそ棚橋弘至と内藤哲也の表情をリアルタイムで見たかったなぁ。


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