IWGPjr王者ドラゴンリーと全勝街道まっしぐらの鷹木信悟の直接対決。
ドラゴンリーは勝ち点6ということでもうこれ以上負けると優勝から脱落してしまいますし、王者としても負けることができない戦いです。
一方の鷹木信悟は石森太二が敗北したことで逆に心の余裕がある状態に(直接対決を残しているので2敗まで余裕が生まれた)なっているというところでメンタル的には有利。
リング内外でノンストップで激しく2匹の龍が暴れまわり、神話の様な戦いが繰り広げられた中でアゴに大ダメージを置いながらもドラゴンがドラゴンを「ラスト・オブ・ザ・ドラゴン」で下して鷹木信悟が全勝をキープ。
Aブロックは鷹木信悟が抜け出しての首位。やはり石森との直接対決が決定戦になるのか。
この結果を受けてAブロックは鷹木信悟が勝ち点10で単独首位。
Bブロックもエルファンタズモが全勝の勝ち点10で単独首位ということで、この二人が全勝優勝をかけての優勝決定戦を行う可能性も出てきました。
Aブロックは石森が勝ち点8で追走することになり、このまま鷹木と石森が最終戦を残して全勝すれば勝ち点16の鷹木と勝ち点14の石森での勝負となり勝者が上がるということになるのでしょう。
ドラゴンリーは勝ち点6止まりということになり、鷹木と石森に直接対決で破れているので恐らくこの後に全勝しても厳しいと思われますので事実上Aブロックは鷹木信悟と石森太二のマッチレースとなりそうです。
また、見方によれば鷹木も石森も王者ドラゴンリーに直接勝利しているので優勝決定戦に進めなかったとしても挑戦する権利は十分にあるでしょう。
さて、鷹木信悟はIWGPjrではなくインターコンチネンタルを見ているというような発言があったことから石森太二が「ジュニア舐めんな」とばかりにブチ切れていますが、それはドラゴンリーも同じ気持ちだと思います。
なので今日の試合は意地でも負けたくない!とは思いますが、東スポによると「王者のまま優勝できたら飯伏(幸太)選手と戦いたい。」というドラゴンリーのコメントが掲載してありまして・・・ドラゴンリーもまた飯伏とインターコンチネンタルを意識していたようですね(笑)
余裕がある状態ではないのによそ見したドラゴンリーが鷹木信悟に負けるのは必然だったのかもしれません。
そして、こうなるとIWGPjrとジュニアへの思いが一番強いのは石森太二なのではないかという印象を受けます。
ここから先は新日本プロレスファンもユニットファンなのか個人のファンなのかジュニアのファンなのか、それによって応援する選手が変わってくるかもしれませんね。
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