ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの折返し地点。

昨日の激闘がまだ記憶に新しい中ですが今夜も後楽園ホール大会開催です。
本当に新日本プロレスワールドのコスパって最高ですよね(笑)

昨日勝利して単独首位のエルファンタズモは第一試合で成田と戦いますが、流石にここは落とさないでしょう。
勝ち点10で単独首位はキープしたままとなるのは相当堅いのではないかと。
10数年前の日本ダービーのディープインパクトより堅いでしょうね(笑)

ここへ来てBブロックでダークホース的な存在になっているロビーイーグルスはBUSHIと対戦。
ロビーイーグルスは勝利すれば勝ち点8ですから2位を維持できますが、初勝利を上げてやっとエンジンのかかったBUSHIがそれを止める可能性は十分でしょうか。

そういえば週プロを見て思い出したのですが、これでBUSHIは4年連続の3連敗スタートなんですね。
まぁ今年の場合はこれでここから連勝して優勝争いに食い込めるような星取りにはならない気がするのですが...
タイガーマスクは序盤好調、BUSHIは序盤不調というテンプレートから抜け出さないとこれからの時代のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでは優勝争いできない気がするんですよね(汗)

そんなタイガーマスクは2勝2敗となってしまいまいましたが、ドラゴンリーが試合後に「あいつはいくつなんだ」と驚くほどの強さをやはり持っていますし、実際に好勝負でした。
タイガーマスクはドラゴンリーを「強い!」と素直に評価していましたし、こういう称え合う姿というのがベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの醍醐味の1つですよね。

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SHOとYOH、タッグ王者のベスト・オブ・ザ・スーパージュニア分岐点

タッグ王者として挑んでいるこのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアですが、YOHはまだ2勝で勝ち点4。
SHOにいたっては1勝のみで勝ち点2ですから、タッグ王者の二人の勝ち点を足しても・・・という状態です。

YOHの相手も勝ち点2のDOUKIですが、彼もまたこれまでの発言を考えれば「新日本プロレス所属でメキシコ遠征していた選手」を狩っていかないと口だけで終わってしまいますので、この試合は相当な気合いを入れてくるでしょう。

SHOはマーティースカルとの対戦となりますが、マーティースカルは昨日鷹木に負けて勝ち点4止まりということもあってここで負ければ優勝争いからは脱落していってしまいます。
ただSHOに関してもここで1人元IWGP王者を倒すことができればシングルでの実績にもなりますので負けられません。

揃って負けるようなことがあればいよいよタッグ王者としてのプライドも完全崩壊となってしまいます。

監督対決と元NOAH対決とハイフライヤー対決

昨日痛恨の1敗を手にしてしまった田口監督ですが、相手はロッキーロメロ"監督"。
ロッキーが足にダメージを負っているだけにアンクルがある田口が有利かと思いますが、もしここで負けると2歩3歩後退することになる田口ですので、ここは意地でも勝利して優勝戦線に残っていきたいところ。

未だ全勝の石森太二は金丸との試合になりますので、NOAHからの流れが新日本プロレスに繋がってくる試合ですね。

対石森に関しては自信を隠さない金丸に対して、新日本プロレス参戦して完全にリボーンした石森はNOAH時代とはまた違った選手になっていると思います。

現状の実績なら石森圧倒的有利ですが、金丸が石森の中のNOAHを引きずり出せばあるいは・・・

昨日エルファンタズモと異次元の試合を繰り広げたオスプレイはバンディードとの対戦。
バンディードもまだまだ新日本プロレスで爪痕を残したいでしょうが、オスプレイとしては昨日の敗戦を考えると残りは全勝で行かないことにはエルファンタズモとの差が埋まりません。

ドラゴンリーと鷹木信悟の物語が開幕する

メインイベントは現在のIWGP王者ドラゴンリーと全勝鷹木信悟の試合となります。

ドラゴンリーはすでに1敗している上にその相手が石森太二ですから、ここで鷹木信悟に負ければ2敗でも優勝戦線に残れない可能性が大きくなってしまうというギリギリの状態です。

一方の鷹木はまだ無敗を貫いていますが、ここで王者を倒すことができれば鷹木にとってタッグ王者になったことより大きな実績になるのではないでしょうか(新日本プロレス参戦後として)。

鷹木信悟は週プロにて「SHOとああいう試合をしたことで特に外人選手、ドラゴンリー、マーティースカル、オスプレイが試合内容で負けてたまるかという意識を感じる」と言っていますが、実際にマーティースカルも相当な気合いを見せていましたし、オスプレイに関しても昨日ああいう試合をしているわけですので、今宵のドラゴンリーは相当な強敵となるはずです。


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