猫侍

北村一輝といえば【濃い顔】
この濃い顔をしっかりと認識したのは
あなたの隣に誰かいるという映画。
面白くて毎週見ていたのですが、
故いかりや長介さんの体調が悪かったのでしょう
肝心な回でのセリフがほぼ聞き取れない上に
ドラマのオチもサスペンスではなくオカルト系で
がっかりした記憶が残っています。

さて、北村一輝ですがゲーム龍が如くの実写版で
桐生一馬の役をやったことがあるのですが、
そんな彼が龍が如くのスピンオフ作品である
桐生一馬之介のように見えてしまうジャケットに
興味を持って見た映画が「猫侍」

簡単に言えば、コメディ時代劇ドラマで
犬派と猫派の悪党、相川一家と米沢一家の対立に
ひょんなことから、現在無職である主人公の
斑目久太郎が巻き込まれていく話です。

猫侍というタイトル通り、
斑目久太郎はある瞬間をきっかけに
猫に「萌え~」をしてしまうことで
人生が大きく変わっていきます。

この主人公の斑目久太郎の心の呟きや
不器用な行動が非常に面白い映画で
尚且つ脇を固めるキャストもいちいち面白い。

津田寛治が唇を全く動かさずに喋るシーンは
3回ぐらい見直すぐらい地味な面白さがありました。

くどくないさっぱりとした小ボケの連続だけに
飽きることなく映画を堪能できます。

うさぎ派の自分ですが、犬も猫も癒やしをくれますね。

結局、そんなオチの映画ですしこれ(笑)

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