B級映画が好きな僕は
大体あらすじとDVDジャケットを見れば
それがB級かどうかわかるのです。

でも、この映画はB級映画ではなく
超A級の感動ラブロマンスでした。

【ウォームボディーズ】

主人公は青年のゾンビ。

なぜゾンビになったのか?
俺はなんでさまよってるんだろう?
まぁ友達もいるしやりともするけど・・・

色々なことをぼやきながら、思考が残っているゾンビが
冒頭で世界観をシュールに丁寧に伝えてくれます。

ゾンビと言えば腹が減るということで
ヒロインたちに襲いかかるのですが
そのヒロインの彼氏の脳を主人公が食べる。

ゾンビは脳を食べるとその相手の記憶が
見えるという設定があることで、、、

ヒロインに恋をしてしまいます。

さて、彼氏を含む仲間たちを食われたヒロインが
他のゾンビに襲われないように、主人公が助けます。

どうやらゾンビは臭いで人間を判断するようなので
自分の若干腐った汁を顔に塗ってあげて
自分の家にしているターミナル内の飛行機の中に
彼女を案内します。

そこからはもう主人公がゾンビというだけで
普通の男と同じです。

「どうしたら好かれるだろう?」
「音楽を流すか?」
「あんま見たらキモイかな?」

最初は怖がっているヒロインもすぐに
そのゾンビの優しさに気がついて
奇妙な数日間の共同生活がはじまります。

さて、実はゾンビは完全に生きることを諦めると
骸の怪物になり、心臓が動くものを全て食う存在になります。

この設定が非常に重要です。


この映画、主人公のゾンビの心臓が
恋の力でたまに脈打ちします。

そして、最初は反対していたゾンビ仲間たちが
この二人のことを思い出していた時に心臓が脈打ち・・・
骸の怪物に襲われそうになります。

そう、この映画は人間とゾンビと怪物という
3つのバランスで作られているために
ゾンビを中間に置くことで新しい価値観を作っているのです。

ここから先は映画を見てのお楽しみですが
内容が詰まっていて濃厚なのに
全く長く感じさせないのは主人公とヒロイン
そして周りのゾンビの変化が常にあるからでしょう。

今年見た映画の中で1位!
ラブロマンスとしても最高に素敵なゾンビ映画です(笑)

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