100年に1人の逸材棚橋弘至選手がSPA4月16日号にインタビュー掲載されています。
マディソンスクエアガーデン大会前のインタビューなので、これから欠場するというのは残念ですが・・・
インタビュー内容は棚橋弘至らしい前向きな話が掲載されています。
ファン人口が少ないなら逆にビジネスチャンスだ!という発想
インタビュー内容では新日本プロレスが低迷して行き身売りした時の話などしていますが、そこでドン底に落ちたからこそ「プロレスファンがいないからこそ全部ビジネスチャンス!」という棚橋選手の考え方に感銘を受けました。
今の世の中だと「人の真似をする」(ファンが多いところへ行く)か「隙間を見つける」という方法が目立ちますが、新日本プロレスという有り物の商品を拡大していく時に「誰もプロレスを知らないならそれを伝えていけば全員ファンになる可能性がある」という考えで行動を起こして新日本プロレスを引っ張った棚橋選手はビジネスに関しても逸材ですね。
「人生もプロレスも逆転するから面白い」という言葉もありますが、棚橋弘至最大の逆転劇は2018年でした。
前半は怪我でボロボロでしたが後半になりG1制覇&映画主演&2019.1.4でIWGP戴冠と、競走馬で言うなら岐阜の笠松競馬出身のオグリキャップのような復活劇を見せてくれました。
しかしすでに発表があったように棚橋選手は肘の負傷により復帰時期未定での欠場に入ってしまいました。
「もう十分棚橋弘至は戦った」という思いもありますが、マディソンスクエアガーデンよりも大仕事となるのが来年2020年の1月4日・5日の東京ドーム二連戦でしょう。
流石に今の新日本プロレスの勢いがあるとしても、東京ドームを2連続で集客しようと思うなら新日本プロレスのトップレスラー全員が絶好調で様々なストーリーを抱えて盛り上がった状態で向かわないと大成功には至らないはずですし、当然棚橋選手の集客力というのは大きいわけですからね。
ただ万全の状態ということを考えるなら最悪G1も欠場して秋からの数ヶ月で大復活!というぐらいでもいいのかもしれません。
休めば治る怪我ではないと思いますが(肘にしても膝にしても)焦って復活からの怪我が続いているのは事実ですからね・・・
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