辛いところ

文字を書く、文章を書く
これは人に伝えるための物であり
人間のみが持っている(であろう)武器であり道具です。

しかし、これが読まれないと意味がない。

職業柄、説明を書かなくてはいけないことが多々ありますが
こちらからすると、興味を持っている人が読んでいる前提なので
ちゃんと読んでくれると思っているがそれは大間違い。

Aに興味があるからBを知らないといけないのに
Bを見てないでAを利用することでCという問題が起きる場合がある。

一流のライターさんは「読まれないと思って書け」と言いますが
「読まない人は何をしても読まない」というのが現実です。

PayPalという決済代行サービスを利用して
私は会員コンテンツを運営しているわけですが
お客様とPayPalでの決済なので、定期購買などをPayPalでした場合
お客様がPayPalで解除しないといけないわけです。

でも、それをし忘れて決済がされてしまうことが多々有ります。

多くの場合「キャンセルしたつもりが決済してしまった」と連絡があるので
当方から返金ボタンを押して1秒で返金するのですが(PayPalは便利です)
中には、なぜかPayPalに対して異議申立てをしてしまう人がいます。

本日もそんなケースがあったのですが、その異議申立てが
このような内容になっていました。

  • 購入したのに商品が届いていない
  • 不正アクセスによる決済をされた

そもそも会員コンテンツなので商品は届きませんし
不正アクセスって?当社が不正アクセスをして会員にならせたの?
そんな状況です。

この会員様はメールのやり取りを何度もしていて
比較的私は個人的に情も生まれており、仲が良い対象でしたが
どういうわけか、私に言わずにいきなりPayPalに対して異議申立てをしてしまった。

それによって、当社のPayPalが一時的に止められてしまい
PayPalからの電話対応をすることになってしまいました。

PayPalの説明も不十分で、現在PayPal側での検討中という
ステータスになってしまい、返金してあげれば終わることなのに
それができない状況になってしまっています。

また、その会員様はPayPalに異議申立てを棄却するよう連絡したと
私に連絡がありましたが、実際にはされていない状態。

またPayPalから私に対して、お客様の定期購買のキャンセルを代行しろ
とのことでしたが、すでにお客様はキャンセルされている状態。

お客様+PayPalでの決済契約状況なのに
板挟み状態のこちらが右往左往することになっています。

現在深夜0時。解決しないまま事務所のPCの前でなんとか解決策がないか?と頑張っているわけですが
このケースというのは本当に困ってしまうわけです。

このお客様が私の説明とPayPalの説明を読み
PayPalが私の説明を聞いていればさっさと終わる話なのですが
そうでないために、私が最も時間を使わないといけない状態。

人生流れ弾で生きている自分としては慣れていることですが
さすがに日々忙しい毎日を送っている状況でこういうことがあると
精神的に辛いですし、自分が死ぬ直前になったら
「あの時の時間があれば、まだ少しだけ生きてられたよな・・・」と
絶対に考えてしまうことでしょう。

なぜなら人生1回しかないのですから。

何事も準備は重要です。
そして、読む・考える・そして理解するということは
人間が生きていく上での最低限の要素です。
それが「生き方準備」です。

戦えとは言わないけど拳ぐらい握れるようにしとけ。
罠にはめろとは言わないけど頭は働くようにしとけ。
危ないわけじゃないけど避ける準備はしておけ。
お人好しになれとは言わないけど人をサポートできる気持ちぐらい持っておけ。
媚を売れとは言わないけど愛嬌のある笑顔は持っておけ。
毒をはけとか言わないが言うことははっきり言えるようにしておけ。

これは私が今考えた座右の銘です。

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