ギリシャの緊急着陸に屈する

絶対に負けられない一戦

日本VSギリシャの試合は
引き分けても自力突破の可能性があるギリシャに対して
70%近いポゼッションを持ったものの
スコアレスドローに終わり勝ち点1。

前半にギリシャは退場者を出したが
結果的に、引き分けても良いと考えている堅守ギリシャが
より堅い守りに徹するという結果になってしまったことで
日本の攻撃は悲しくもギリシャのゴールネットを揺らすことはできなかった。

このギリシャの退場という有利に見える状況が
逆に日本を苦しめることに繋がってしまった。

片翼を故障した飛行機が「目的地まで飛びたい」とは思わない。
「どう死者を出さずに着陸するか」を考えること同じで
見事ギリシャは「引き分け航空」に着陸できたということ。

「可能性がある限り諦めてはいけない」

これは当たり前なのですが、現実の状況を理解せずに
こんなことを言っていてはいけません。

現時点で「日本の自力突破は不可能」

決勝トーナメントに進むための条件は

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最低条件:日本がコロンビアに勝利

パターン1:
次にギリシャがコートジボワールに勝利

ギリシャはコロンビアに0-3で負けている為
現在の得失点差は-3

日本がコロンビアに1-0で勝てた場合には
ギリシャはコロンビアに3点差以上で勝たないといけないので
兎にも角にもギリシャがコートジボワールに勝つことを祈るのみ。

パターン2
ギリシャとコートジボワールが引き分け

この場合、コートジボワールと日本の争いになるが
日本はコートジボワールに負けているので
得失点差が同じだとコートジボワールが進出する。

なので、コロンビアから2点差以上で勝つ必要がある。

また、当然だがコートジボワールがギリシャに勝った時点で
日本がコロンビアに100-0で勝っても敗退決定
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ギリシャの全力応援と日本がこの4年間で得たものを
どこまで出せるのか?ということになりますね。

現状では・・・この4年間の意味を疑うレベルですので。

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