ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤哲也のファンもアンチも
どちらも気になるであろう試合が東京ドームでもジェリコ戦。

以前、内藤哲也がインターコンチネンタル王者だった時というのは
「こんなベルトいらない」とばかりにベルトを破壊するなどの制御不能さを見せました。
その後、「ベルトを救う」と棚橋に敗れてベルトを失うという流れが2016~2017年のこと。

その後、なぜかインターコンチネンタルの挑戦者にされてしまい
鈴木みのるに勝利してまたベルトを手にするも、ジェリコに負けて流出の流れになり
来年の東京ドームで再戦となる、というのが内藤とインターコンチネンタルの歴史です。

「いらない」と言っているベルトを2度も戴冠した上に「団体外に流出させた」という
何も良いことがない内藤とインターコンチネンタルの関係性。
一昔前なら他団体にベルトを流出させた選手は戦犯扱いを受けましたが・・・
これがロスインゴ内藤ではなくスターダスト内藤のままだったと考えると
全国各地でのブーイングは凄まじいことになっていたでしょうね(笑)

内藤はインターコンチネンタルの色を壊すことに成功した

インターコンチネンタルの色、それはほぼ中邑真輔の色です。
初代王者はMVPですし(ファンの皆さん覚えてます?笑)
二代目は田中将斗、三代目が後藤で次が中邑になりましたが
デザインを白に一新し、それからはほぼ中邑が王者、中邑が挑戦者となり
インターコンチネンタル路線は中邑真輔が中心..というか全てでした。

その中邑はWWEへ移籍しましたが、長年のライバルだった棚橋や柴田まで
中邑に対して最後は友情を見せた中で、内藤だけは「何で引き抜きされて出てく選手を皆で祝福して送り出すの?」と
明確な不満を見せていました。また内藤と中邑は激しい抗争をしていた間柄でもあります。

そして、その後に内藤がインターコンチネンタルを破壊したのは
ベルトを壊したかったのではなく中邑の色が染み付いたインターコンチネンタルから
中邑色を剥がしたかったのではないかと思います。

そしてそれには成功したというか、インターコンチネンタルと言えば?とアンケートを取れば
半分は中邑、半分は内藤が壊したベルトぐらいまでにはなったと思います。

これ以上内藤とインターコンチネンタルに何があるのか

新日本プロレスからすると、中邑のときのようにインターコンチネンタルの中心を
内藤にしたいと思っているのかもしれません。
ジェリコに勝てば3度目の戴冠、中邑に続いての戴冠数2位ですからね。

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのファン目線で言えば
当然イッテンゴでヒロムを除く5人が全員ベルトを巻いて登場する姿が見たいでしょう。
でも、一呼吸置いて冷静に考えると「内藤のIWGPが見れなくなる」ことに気が付きますし
そのまま防衛を1回2回するだけでニュージャパンカップには出場しないことになります。
そうなると、IWGPの路線は棚橋orケニーとオカダ・ジェイが中心になるわけですから
内藤の人気を考えれば内藤時代、ロスインゴ時代が続いているとは言っても
プロレスで言う「時代」とは団体のトップのベルトを巻いている人間の王者時代を指しますので
このままでは内藤は明確な時代を築くことなくあっという間に40代になってしまいます。

これはNWOで一世風靡した蝶野正洋と似ています。
ロスインゴブームはNWOブームと比較されることが多いですし
黒のカリスマ蝶野正洋と制御不能のカリスマ内藤哲也もプロレスラーとしては
全然違いますが比較されることがあります。

その蝶野正洋も絶大な人気がありましたし、ユニットで時代を作りましたが
IWGPを巻いたのは1度だけ、そして蝶野政権時代というのは明確にはありませんでした。
また、恐らく当時にインターコンチネンタル王座が存在していたら
蝶野正洋が手に入れていたような気もしますよね(笑)

内藤哲也はIWGPを手に入れることができるのか

内藤哲也は「ベルトより自分の価値が上」という名言を生み出しましたが
この言葉は内藤哲也の価値を上げた反面、IWGPを遠ざける言葉でもあります。
内藤哲也の夢はIWGP王者だったはずですが、それを手にしたときにはSANADAの乱入があり
本人の戦略的にもベルトを巻くことすらしませんでしたが、多くのファンが見たいのは
内藤がIWGP王者になって政権を作る内藤"王者"時代なのではないでしょうか。

しかし、先述したその言葉が今になり内藤哲也を苦しめているように思います。

東京ドームでジェリコに勝てばまた1つ遠ざかるとも言えますが
そもそも内藤哲也は東京ドームで非常に弱い選手です(笑)

2018年はオカダに勝利して時代到来を大半のファンが想像していたと思いますが負け。
そこから正直、人気はあるが目立っていない状態が1年続いてしまいました。

2017年は棚橋に勝利して時代の変化、そして棚橋への敬意まで見せて
長い長い2人の物語が1度完結したはずなのに、すぐ棚橋にリマッチで敗北。

2016年は制御不能の内藤哲也が東京ドームで狼煙を上げると思いきや後藤に敗北。

2015年はAJにむちゃくちゃされて敗北(笑)

それ以前もオカダに負け、武藤に負け、ジェフ・ハーディーに負けと
基本的に負け、そして勝っても何だかその後につながらないという
東京ドームは内藤哲也にとっての鬼門になっています。

しかし今回ばかりは勝つことで鬼門もありえるという状況。
何故に内藤はいつも難しい場所に立たされてしまうのか。


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