真壁と矢野のタッチ、10年の時間を埋める瞬間は0.01秒

歴史的、真壁と矢野が同じコーナーに立つ。
あの裏切りフルスイングイス攻撃から10年近くですか...
因縁は抱えたままですが、歴史的光景となった後楽園ホール大会。

試合前はまだギスギスしていましたが、初タッチはどうなるのか?
そんなことをワクワクしながら観戦していると、棚橋とオカダがたった1回の握手までに
長い時間を使ったにもかかわらず、それ以上の歴史がある真壁と矢野のタッチは何と
矢野がおちゃらけた感じで0.01秒で行うという「矢野らしい」形に。


連携攻撃は誤爆という形で終わってしまいましたが、ここからすぐに
GBHの頃のような名タッグに戻る予感がしています。

試合後のコメントも矢野は「素晴らしい!素晴らしい!」のみ(笑)
一方の真壁は「何が素晴らしいだ、タヌキ野郎コノヤロー!
オメェと何年のわだかまりがあると思ってんだ、コノヤロー!
9年か、10年か、コノヤロー! 一瞬で、笑いでごまかそうとしやがって!
まぁでも、今日は一つ前進だな。」なんてコメント。
明日はさらにもう1つ前進することが期待できますね。

試合はやはり前哨戦ということもあり、棚橋・ケニー、オスプレイ・飯伏が意識していましたが
全体的に目立ったのはオスプレイと飯伏だったでしょうか。
オスプレイは怪我の影響もあっていつもより動きが悪いシーンがありましたが
彼が少々動きが悪いからと言っても常人離れしていますね。
東京ドームの第一試合の期待値はかなり上がりましたが、明日の最後の前哨戦から
現在のプロレスの最先端を見せてくれるのではないでしょうか。

試合後は棚橋の愛してまーすで締めとなりました。
ファンサービスする棚橋が中邑のポーズをしていたりなど
大一番を控えてもリラックスしているようですね。
プロレスのリングから消えつつあるイデオロギー闘争
棚橋とケニーがそれを見せる日までもう少しです。

外道さんの仮病と明日の後楽園ホールは対戦カード変更?

注目のカードだったオカダカズチカと外道のシングルマッチという
変則的「夢勝ちます」のような対戦ですが、やはり策士外道は一筋縄ではいかなかった。


松葉杖に腕を大げさに固定して登場した外道さん。
マイクで「今朝事故にあったので試合ができません」と笑いを取る(笑)
そこへオカダカズチカが登場して仮病を暴いていくものの、
試合前半は外道の上手にオカダが翻弄されてしまう。

しかし、その後は「え、外道さんにそんな大技使っていいの?」というぐらい
オカダが逆襲する中で不自然にカードが組まれていないジェイ・ホワイトが乱入。

いつもならやられるオカダでしたが、今日は気合の入りが違う!
ジェイを蹴散らし外道さんに本当の意味での「決別」と裏側にある「感謝」の
レインメーカーを叩き込み外道を粉砕。


瀕死の外道にジェイの決めポーズをしながら、ジェイを挑発するオカダでしたが
その後にスリーパースープレックスを食らってしまう・・・

そして試合後のジェイのコメントが
「ゲドー、今日はお疲れ様でした。明日は休んでくれていい。
あなたの分まで自分がリングに上がって闘うよ。
そして、『WRESTLE KINGDOM』前、最後の1試合でもう一度オカダを倒してやるんだ。」

ということなので、対戦カードが変更になりそうですね。
となると真壁・オカダのタッグであり真壁・矢野・本間のGBHもあり
そして相手はジェイにタマ・ロア・ファレ・石森ということで
かなりレアなカードが組まれるかもしれません。


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