黒執事のセバスチャンを実写化するとなると?
その答えが水嶋ヒロだったなと感じる映画でした。
雰囲気にしても顔つきにしてもかなりセバスチャン臭を持っていますし
あの声質と喋り方もかなりはまっていて、漫画から映画への実写化という
基本的に外れが多いジャンルの中ではこの点だけでも評価できます。
漫画ではシエルだったキャラを幻蜂清玄に置き換え
この役を剛力彩芽が演じたわけですが、女性が男装している
というキャラ設定上かなりハマっていましたし
世間的になぜか叩かれやすい女優さんではありますが
美少年と呼んでなんら問題ない見た目でこちらも良かったと思います。
クロ繋がりってことではないですが
クロコーチに出ていた時も思いましたけど
個性的な魅力があると思うんですけどね・・・
アクションシーンも格好良かったですし
個人的にはDEATH NOTEの実写化ぐらい満足できました。
まぁ、宮川一朗太さんが突然スクリーンに出てきて
次に出てきた時は死んでるというので爆笑しそうになりましたが・・・
誤解のないように書いておくと、宮川一朗太さんは個人的に好きで
この人は競馬愛が凄い人で尊敬に値するような人ですから
なんでこんな役で出ているんだ・・・と衝撃だったのです(苦笑)
そういえば、「あくまで執事ですから」という名台詞が
映画が始まってすぐ出てきたのは驚きました。
もうちょっと溜めても良かったような?
この手の映画、色々突っ込んで文句言う人もいますけど
「あくまで、映画ですから」
って言ってあげないとわからない人もいる世の中なんですよね。