30分ドラマの9話構成なのでもう見終わってしまいました。
校長を目指す副校長2人のドタバタコメディ、バイスプリンシパルズのシーズン2。
シーズン1同様に笑いながら何も考えずに見れるドラマだったのですが、シーズン1の最終話が急にシリアスでバイオレンスだったのと同じように、シーズン2も最終話が凄くバイオレンスでグロ描写的な物も出てきてビックリでした。
1~8話までコメディ、最終話だけ激しいという作りは個人的に好きで、タイトルを忘れてしまったのですが以前見た映画で途中までコメディで後半からスプラッターホラーになった映画をふと思い出すような、緩和からの緊張に身を乗り出してしまいました。
シーズン3までやるような雰囲気のドラマではない(というかここから続編を作ると話の主軸を変える必要がある)と思いますが、暇な時にシーズン1から見直してもいいかな?なんて思っています。
そういえば前にも書いたかもしれませんが、海外のドラマや映画ってブラックジョーク満載の物も珍しくないです。
人種的なイジりも多かったりしますが、日本のバラエティ番組でエディ・マーフィの物まねをすると「差別だ!」「世界的な今の常識ではありえない!」なんて言う”グローバルな日本人”が沢山出てきますが、海外でのドラマや映画ではそこまで問題になっているとは思えません。
この差別表現に関してもう1つ。
例えばサッカーの試合中に欧州の選手が日本人に対して「目が細いぞ」みたいなジェスチャーをしたら国際的な大問題になります。
でも・・・日本のプロレスラーがメキシコに遠征なんかすると、普通にそのジェスチャーをされます。
それに対して日本人レスラーはやり返したりしますし、例えば私が好きな内藤哲也選手はそのような差別に対して、目を見開いて「見えてるぞ」というポーズをして、それが代名詞のポーズになりました。
つい先日、新日本プロレスのヤングライオン川人拓来選手もメキシコ武者修行に行きましたが、いきなりそのジェスチャーされてましたよ。でもそれを態度で切り返してました、20歳ですよ?
僕はねプロレスのこういう懐の深さがね、素晴らしいと思うわけです。
猪木だってモハメド・アリに「ペリカン野郎」とか言われましたよね、これが仮に他のスポーツなどなら大問題なのでしょう。
でも猪木は「私の顎は確かにペリカンのように長いが、鉄のように鍛え上げられている、フフフッ」と返したわけですよ。
差別は確かに悪いことで、世の中からなくなればいい。
ですが、そういう表現があった時にどう返すか、どう立ち向かうか?も重要ですし、何より差別ではないことを差別だと騒ぐほうが差別だと思うのです。
ま、そういうときだけ湧いてくる騒ぎたいだけの野蛮人だけはしっかり”区別”した方がいいと思いますけどね。