J5GとHOUSE OF TORTUREの抗争、結論の両国まであと数日。
SANADAかEVILか、どちらがIWGP王者になり東京ドームへ向かうのか。
予想投票でもすれば多くは「SANADA」でしょうし、もう東京ドームのメインはSANADAvs内藤哲也で最後は悲願のドームでのデ!ハ!ポン!を想像するファンの方が多いでしょう。
私もそのイメージしか頭に浮かびませんし、SANADA王者時代の裏側にある本題は「内藤哲也物語のシーズンいくつかのエンディングへの一幕」のように見えています。
団体を超えたライバルだと接点が無い時期から言われていたSANADA(真田聖也)と内藤哲也が気がつけば同じユニットになり、そして離れてからのドーム決戦は2023年の締めくくりとしては完璧です(基本的に新日本プロレスは翌年1.4ドームが前年度の締めくくりなので)
ただ、vsEVILの線も0ではないのかなと。
内藤哲也選手の制御不能時代を振り返れば欠かせない存在であり、ほぼ原点であるところにEVILというパートナーがいたわけです。
もちろん内藤哲也vsEVILというのは二冠王座戦で1つの結末を迎えた物語とも言えますが、内藤哲也物語の重要な東京ドーム決戦となると相手がEVILであっても何ら違和感は無い。
なんてことを考えていると両国決戦が更に楽しみになりましてね...Xが誰なのか?ってこともありますし、あと数日は妄想して楽しめる時間があるのも嬉しいわけですよ。
さて、そのXについてですが・・・そもそも金丸選手がJ5Gを裏切った瞬間から「ノブおじスパイ説」が出たりとか、Xは誰だ?という時期にNOAHの中嶋選手が退団、新日内では後藤洋央紀選手が負傷欠場、外国人選手が多数体調不良で欠場と「プロレスというものはファンの裏をかいてくるものだ」という常識もあり「偶然の事象であろうとこれだけ重なるとどんどん疑心暗鬼になる」わけですよ。
そんな疑心暗鬼モードに入っていると、先日のDOUKI選手の何気ないコメントですら歪めたくなるのがファンってもんでね・・・
DOUKI「この長い長いシリーズも、今日終わってあと2試合か。テメェらTORTURESとは今シリーズ、いろんなことがあったな。あと2試合、あと2試合でテメェらとは終わりにしてやるよ。そっからだ。そっから、俺のやりたいこと、始めさせてもらうよ」
https://www.njpw.co.jp/card_result/447715
これ。
普通に考えれば、というかどう考えても「HOUSE OF TORTURE、お前らとは色々あったけどあと2試合で終わりにしてやるよ。」ってだけなんです。
ただ「あと2試合でテメェらとは終わりにしてやるよ。」の「テメェら」を「HOUSE OF TORTUREではなくタイチ・SANADA・TAKAみちのく」へ向けている...なんて妄想をしてみるわけですよ。
すると「そっから、俺のやりたいこと、始めさせてもらうよ」という言葉が怖く聞こえますよね。
DOUKI選手・・・日本の悪、ですし(笑)
可愛い弟キャラのDOUKI選手は個人的に好きですし、多くの人も当初のDOUKI選手より好きなのではないかと思います。
本人も楽しそうに(見える)バラエティに出演したりメリットのCMに出たりとしていますが、そろそろまた「悪いDOUKI」に戻りたいと思っているかもしれません。
ヒールマスターはやっぱりヒールマスターだったように、日本の悪はやっぱり日本の悪だったりするかもしれませんからね。
HOUSE OF TORTUREといえば各選手の武器アイテムが鍵になりますが、DOUKI選手は鉄パイプがありますし・・・また、そのDOUKI選手と実は関わりの深いYOSHI-HASHI選手も如意棒がありますね・・・
メキシコに行ったばかりの時のクソ餓鬼だった俺に、人生というものを教えてくださったのは間違いなくYOSHI-HASHIさんだ。YOSHI-HASHIさんとお会いしていなかったら、俺の人生は全く違うものになっていただろう。俺の最も尊敬する人間だ。
— DOUKI (@DoukiPerros) July 8, 2015