43分

KOPW2023 鷹木式トライアドマッチは激闘の43分という長丁場の試合となりました。

キーポイントとなるのは「場外リングアウト負け」かと思いましたが、実際にその決着は1度も含まれずにフォール勝ち、KO、そして最後のTKOという3つのパターンを手にしたタイチ選手がKOPWを手にするという結末でした。

43分という試合時間は・・・通常のIWGP戦などであれば間延びしますが、このトライアドマッチのルールだとテンポ良く43分という感じでしたし、ライトの下となるリング上で緊張もする中でただ動き回るだけでも43分なんて過酷過ぎると思います。

その状況でプロレスの試合を行うわけですから過酷というか壮絶ですね。

脱水症状にならないか心配になるほどの汗を吹き出しながら、お互いの必殺技を何度も出した上での打撃の応酬までありましたので、この試合でKOPWの価値がまた1つ大きくなりましたね・・・。

43歳になったタイチ選手が43分の試合を経て王者に。

今後KOPWがこの昔のNEVER以上のシリアス路線で進んでいくのか、それとも元々の少し面白さも加わる形になるのかはわかりませんが、新王者となったタイチ選手が見せる新しい景色への大きな期待感が出てきましたね。

このままKOPW王者としてG1参戦もしてほしいものですし、SANADA&タイチでのIWGP&KOPW王者タッグでのIWGPタッグ戴冠での二冠王なんてことがあっても面白いなぁと思います。

KOPWの今後を考えると世代的に後藤洋央紀選手や関係性的に内藤哲也選手、またKOPWの生みの親でありながら全く関わろうとしないオカダカズチカ選手との戦いなんてのも見てみたいですね。


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