オカダカズチカ・棚橋弘至vsSANADA・タイチという極上のカード。
試合は8分27秒で棚橋がタイチをサムソンクラッチで負かすという結果でしたので「もっと見たかった」という声が多いですが、何をおっしゃりますか・・・
今後、どこかで意味合いの大きな時に再戦があるんじゃないですか?
というね、楽しみが先に伸びただけだと思っておきましょうよ。
そんなことよりSANADA選手ですよ。
オカダカズチカに対して「いつまで寝てるんですか?もう帰ってもらっていいですか?」と言い放つと試合後にも「もう言いたいことは言ったんで、帰ってもらっていいですか?」とマスコミを一蹴。
この「帰ってもらっていいですか?」というワードは、恐らくL・I・J離脱となった内藤哲也戦で偶然生まれたものだと思います。
考えて考え抜いて出てきた決めセリフではなく、恐らく・・・恐らくですよ?諸説あるとしても、私の中では「L・I・J離脱でブーイングが出るどころか、その行動を期待していたファンが多すぎて予想と違うリアクションがファンから出てしまった」ことによって「ここはこれではダメだ!」と思ったところで咄嗟に出てきた言葉が「もうオマエらに用はないんだよ、帰ってくれよ」だったと思うのです。
その反響があまりに良かったので、それをしっかり使うという方向性こSANADA選手の覚醒部分なんじゃないでしょうか。
これまでにも「おっ?」と思う言葉が生まれたレスラーの瞬間を見たことは多々ありますが、それを使わないという道を選ぶ選手も多いわけですよ。
でも、この「もう帰ってもらっていいですか?」は逃したらダメなワードでしたよね。
呼び出しておいて帰らせる
見下して帰らせる
負けたのに帰らせる
いつでもどこでも使えるわけですよ。
何ならファンにスマホライトで照らさせておいてからの「もう帰ってもらっていいですか?」なんて発動したら大ウケ間違いなしじゃないですか。
IWGP王者になったあかつきには、挑戦に出てきた選手も帰らせることができるでしょうし・・・オカダカズチカの発明した「お疲れ様でした」と似たベクトルの応用編のようなワードなのもオカダカズチカのライバルになるために必要な、というか天啓を得たかのような後押しだと思うんですよ。
極論ですが、Just 5 Guysに入らずとも、新技デッドフォールがなくとも、L・I・Jにいたままで無口でコメントが少なかったとしても「もう帰ってもらっていいですか?」というワードがあるだけでも成立したかもしれませんよね。
それにしてもこれで楽しみが増してきました。
後は、両国国技館でSANADAが新しい景色を見せるためのベルトを手にすることができるのか。
絶好のベルト奪取ムードで奪えない選手の方が多く、そのせいでマンネリ化している新日本プロレスですが・・・そろそろたまには素直な結末も見てみたいですね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
じゃあ、もう書くことはないので、いつまでも見られていても困るので・・・
「もうブラウザ閉じてもらっていいですか?」
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