各々の正義
前日にSANADAに敗れた内藤哲也。
そしてSANADAはL・I・Jを離脱しタイチの元へ。
当日はノーコメントだった内藤哲也選手でしたが、翌日の試合後にSANADA選手へのコメントを出しました。
SANADAが言ってた『もう倒したから内藤と一緒にいる意味はない』って言葉には、ちょっと疑問かな? だって彼は、『NEW JAPAN CUP』1回戦で倒したタイチのユニットに参加するんでしょ? 内藤は倒したからもう一緒には闘わない。でも、タイチは倒したけどこれから一緒に闘う。ちょっと矛盾してない? もしSANADAが内藤と同じユニットじゃトップに立てないって思ってるんだったら、もうこれからずっと3番手、4番手なんじゃない?
だって、鷹木信悟って男を見てみろよ。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに合流して以降、ずっとタイトル戦線に絡んでるよ? 俺が思うに、輝ける人間っていうのはどこに行っても輝ける。輝けない人間はどこに行っても輝けない。俺はそう思うぜ。カブロン!
https://www.njpw.co.jp/card_result/412850
確かに内藤哲也選手の言葉は正論です。
特に鷹木信悟選手との比較という部分で言えば間違いないことですよね。
ただSANADA選手からすれば「内藤哲也という壁、同じユニットで越えられない壁だった内藤哲也に区切りのタイミングで勝利できたから一緒にいる意味はない。」という意味で言ったのではないかと思うんですよね。
どちらにしてもプロレスラーは各々の正義と各々のポリシーがあって、それが反するからこそ「プロレスは面白い」のですし、これで内藤哲也vsSANADAのこれからの未来が楽しくなったと思います。
団体を越えたライバルだと言われた二人がせっかく同団体になったのに同一ユニットとなり、やっとその先のライバル争いが見られるわけですからね。
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