SANADAの近い未来

SANADAとのシングル戦を控えた内藤哲也。
前回の試合後は「新技増えただけで吹っ切れる迷いなのかよ」と「迷いのプロ」であり「迷い解消のプロ」である内藤哲也選手から辛辣なコメントを受けたSANADA選手。

今回も「本人曰く、1回戦タイチ戦での勝利で迷いがなくなったらしいね。」とややチクッと刺すコメントを出しておりますが、一方のSANADA選手は今回もノーコメント。

「リングの上で全てを見せる」

という言葉に『今のSANADAの立場なら置き換えることができる』状況ですので、私達ファンは勝手に脳内でそう変換していますが...でも前からノーコメントですからねぇ。
今回"だけ"ノーコメントなのであればカッコいいのですが、いつもノーコメントなので今になってもったいないことをしていたんだぁという見方がより強くなってしまいますよね。

内藤哲也選手の追い込み+SANADA選手のノーコメント

という足し算のイコールには『変形DDTが増えただけのSANADA』ではないものを見せないと絶対に認められないという状況になっていますし、これがvs内藤哲也でなければ問題ないのですが内藤哲也選手のコメントは多くのファンがチェックしている部分ですし、L・I・Jファンも「ことL・I・J対決」になった場合には「内藤哲也ファン」になる比率が圧倒的に多いわけですよ。

なので「L・I・JのSANADAだから」という部分で過剰な擁護が出て来ないどころか、いつもはSANADA選手を応援していてもこの時ばかりは内藤哲也側の目線でSANADA選手への本音が出てくるでしょうからねぇ。

まぁもちろん「実はまだ覚醒でもなんでもなく、とっておきのオチを用意している」のであれば内藤哲也戦でそれが出るor匂わせる部分、があるでしょうしそうであってほしいと思うんですよ。

それがないなら丸め込みで勝利して「これまでのSANADAで十分内藤哲也にも勝てるんだけど、IWGPまで行くためにまだまだ変化していくぞ」というぐらいのマウントを取るぐらいまで見てみたいものですね。

さて、そんな中
勝手に何かを匂わせる
匂うコケシ

「SANADA、SANADA、スランプ脱出した? 脱出したかもしんねぇけど、俺には絶対、ぜーったい、分かんねぇからな。分かんねぇよ。そのスランプがまたあんじゃねぇか。だったらさぁ、まだフラフラしてんだったら、やっぱり本隊でやろうよ。一緒にやろうよ。本隊で一緒にやろうよ、SANADA。待ってるよ」

https://www.njpw.co.jp/card_result/411266

昔は飯伏幸太がSANADAを本隊に誘っていましたが、今回はコケシこと本間朋晃選手がSANADAを本隊へ勧誘しています。

個人的にはSANADA本隊入りはあるのかなぁと思うんですよ。

前回の飯伏幸太選手のお誘いのときも、世の中の状況がこうなっていなかったら今頃とっくに本隊のエースSANADAになっていたような気もしますからねぇ。

新日本プロレスに来る以前の明るさもあってチャラいところもあって天然でもあった、あの可愛らしい真田聖也って本隊向きだと思うんですよ。

もちろんSANADAが新日本プロレスに登場した時に会場が静まり返ったように、近年の新日本プロレスファンは他団体をあまり見ていないので元々の真田聖也なんて知らないでしょうから、元の真田聖也になると「え?キャラ変更?」と冷めるファンも出てしまうとは思いますけどね。

ただ・・・ねぇ、L・I・Jブーストがあっても今の立ち位置なのですから、そもそもの相性としてSANADAとL・I・Jは合わないんじゃないかと思うんですよ。

SANADA選手が一番輝ける場所を見つけたら一気にトップまで駆け上がると思いますもん。


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