冤罪

内藤哲也が久しぶりに感情的になっている。
というのも両国国技館大会後のオスプレイのこちらのコメントが的外れだったからだ。

『このUS王座のベルト、本当は俺がインターコンチネンタルのベルトに変えたかったんだ。日本、アメリカと渡り歩いて、インターコンチネンタルと呼ぶに相応しいベルトだろ? でも、このベルトをお前はどうした? お前はこのベルトすら台無しにしたじゃないか。俺はこのベルトを獲得し、何もないところからここまでの地位に押し上げたんだ』

これについては一部ファンも記憶がズレてしまっているところが実際にあって・・・

内藤哲也はIWGPとインターコンチネンタルの二冠王を目指した男で、大いにそれが盛り上がった時期が確実に存在していたわけです。

が、IWGPとインターコンチネンタルが1つになり世界ヘビーというタイトルになった時の記憶と混ざってしまって「内藤哲也がそうした」的な記憶になってしまっている人もいる。

ベルトを1つにしたのは飯伏幸太(という建前)ですし、統一王者としての二冠とベルトの合体は全く違うものです。

内藤哲也はIWGPへのこだわりがあるので世界ヘビーに対しては阻止しようとしていました。
実際問題として内藤哲也とオカダぐらいしかベルトの合併についての文句を言っていなかったぐらいです。

※他の選手が会社に従います!IWGP世界ヘビー最高です!みたいになっているorスルーなのは悲しかったよね

そんな立場の内藤哲也ですから、オスプレイからの謎のレッテル貼りはそりゃ腹が立つでしょう。

オスプレイも勘違いしているだけかもしれませんが、勘違いだとしても内藤哲也からしたらたまったもんじゃないでしょう(笑)

たまに薄ら笑いを浮かべながら喋る内藤哲也選手でしたが、目が怖かったですよ。
普通に腹が立ってるんだろうなと伝わるぐらいでしたし、内藤哲也ファンからすると「久々にこの感じ!」とゾクッとしたのではないでしょうか。

でもここですぐに反論し修正する内藤哲也選手は凄いと思いますし、ちゃんと相手のコメントを読んでいる点は相変わらず抜け目がないですよね。

レスラー同士によってはあまり相手のコメントを見ていないからか試合後のコメントがお互いズレていることもあったりしますが、内藤哲也にはそれがない。

さて、内藤哲也の冤罪はすぐに晴れたということで次のオスプレイはどんなコメントを出すのでしょうか?


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