全日本プロレスがユニット再編していくのか?
そんな流れが北海道の地から始まる予感がします。

「いや、早えーよ!」

という声がファンから出るかもしれませんが、ここ数年は運が悪かったようにも思えるんですよ。

まずブレイク必至だった陣-JIN-、ジェイク・野村・岩本・阿部・吉田。
年齢とルックス、他団体の選手も含めた構成、ユニット作成時に売り出すための写真撮影や素材作りなどしっかりやっていたが、コロナ禍において他団体間の移動ができず→阿部・吉田が来れず&野村の怪我で結果的にジェイク&岩本の鉄板タッグチームがあるだけの状態に。

海外勢が来れなくなったことも同時進行している中、ゼウス・イザナギ・UTAMARO・ルーカス・入江のパープル・ヘイズも、入江とルーカスの参戦がままならず、挙げ句ゼウス退団で終了。

W1組の参戦→芦野追放→ジェイクが岩本を裏切り→TOTAL ECLIPSE結成も、当初からジェイクのシリアス+お茶目な仲間たちでクールユニットにならずジェイクが浮く形に。
大森北斗が化けたことは良かったが、TOTAL ECLIPSEの人数に対応できる他ユニットがいないのでユニット抗争をするわけでもなくイマイチ跳ねず。

もう一度無かったことにして全てを変化させてもいいのでは?と思っていたところで、大改革の匂いがしてきた北の地。

大田区大会で「赤い諏訪魔」が大暴れしたVOODOO-MURDERSの一時的な復活が話題になりましたが、今回TARUが諏訪魔にメッセージを送り5月29日後楽園ホール大会への殴り込みを宣言。

お前に似合う色は青でも金でもなく血が騒ぐ赤だと呼びかけたTARUですが、エボリューションをVOODOOに取り込むつもりなのか、諏訪魔だけをVOODOOに戻すつもりなのか、どういう行動をするのか楽しみです。

そんな諏訪魔は芦野に決別のバックドロップで暴走SUPLEXを解体。

いや、解体したのかどうか・・・芦野自身はこういう諏訪魔が好きだったはずなので許してタッグ継続まであってもおかしくないですが、TARUの呼びかけと諏訪魔のこの行動は当然どこかの点に対して繋がるものでしょう。

こんな中、三冠戦に惜しくも敗れたが時代の風を感じさせる青柳優馬はジェイク・リーへのラブコールだけではなく野村へのラブコールを送るという意外な行動を連発。

ジェイク・リーは「"組んでもいい、戦うでもいい。 それは全員だ。ユニットとか他団体とかそういうものは一切関係ない」などと、一人での戦いを選ぶような発言がありますが、いやもしかすると青柳・ジェイク・野村の不運がなければ跳ねるユニット結成もありえるのだろうか?

また、仮にこの3人が結託すればユニットの格が一気に高くなることを考えると、TOTAL ECLIPSEはとりあえず大森北斗を売り出すためのユニットとして存在するとして、芦野を失った諏訪魔とエボリューションがVOODOOと結託する可能性もあるか。

ただ、大サプライズパターンとしてはTARUの言う「諏訪魔には赤が似合う」からの・・・宮原・諏訪魔を中心としたユニットなんてことも?

石川は諏訪魔と離れて佐藤と世界タッグを手にしていますし、宮原健斗も相方の青柳優馬が別行動になると明確なユニット抗争に参加できません。

それなら、TOTAL ECLIPSE 青柳新ユニット 宮原・諏訪魔 VOODOOみたいなバランスなら良さそうだなと思います。

TOTAL ECLIPSEからジェイクが抜けるなら新リーダーを入れないと辛い部分もありますが・・・TAJIRIネットワークで何とかならないでしょうか(汗)

もちろん他団体選手が出稼ぎリーダーとしてTOTAL ECLIPSE入りなんてこともあってもいいでしょう。

世界ジュニア王者の佐藤光留が新日本プロレスのタイガーマスクを次期挑戦者に指名し、タイガーマスクもそれに答えていますので新日本プロレスからの参戦の扉も開かれそうですし。

成功しているとは言えない50周年イヤーになっていますし、青柳優馬時代が来て大きく舵取りが変わることもなかった全日本プロレス。

それなら、下半期での巻き返しを目論んで一度大きく全体的な変化をしてくる可能性はありそうですし、1ファンの個人的な気持ちとしては・・・やっちゃえ全日!と思います。


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