IWGPジュニアタッグ戦、夢のタッグベルトにまたしても届かなかったヒロムとBUSHI

11月1日、新日本プロレス後楽園ホール大会。
メインイベントはIWGPジュニアタッグ戦、王者金丸&デスペラードvs挑戦者高橋ヒロム&BUSHI。

挑戦者組にとっては約束でもある目標がこのタッグベルトですし、やはりデスペラードと高橋ヒロムの戦いというのは新日本プロレスの今のジュニアの戦いの中でも特別な意味合いがあるもので過去に熱い試合を見せてきているだけに楽しみだったのですが・・・

「あれ?やっぱり高橋ヒロムとBUSHIって合わないのだろうか?」

という昔から思っていたことを今回も感じてしまったんですよね。

色々やろうとしてうまくハマらないということなのでしょうか?
オスプレイ戦のBUSHIといつものヒロムに少しタッグ要素を足すだけで超魅力的になる気がするのですが、タッグチームとしての形にこだわりが強すぎるような・・・

終わってみれば金丸が試合を動かしていて、デスペラードが獲るという形で最終的には完敗のイメージがチームとして強く印象に残るロスインゴ組というのも過去の戦いと同じだったように思います。

ただ、いつもと違うのはBUSHIがトップロープから海野レフェリーに誤爆という海野さん劇場がまたしても発動し、この瞬間一気に手拍子も何も無くなるというシーン。
ここで一気に会場が静まったのは画面越しにも相当伝わり「うわっ」と思ってしまいました。

更にはこの試合の間、ずっと客席でライトをチカチカさせている人がいたのも気になりましたし、入り込めなかったなぁというのが素直な感想です。

「あぁ、やっぱり金丸選手ってすげぇな・・・」

と思って試合が終わるといういつものパターンというか(笑)

それにBOSJへのNEXTである前哨戦のような試合という印象にもなりましたしね・・・
高橋ヒロムとデスペラードのBOSJ、オスプレイと鷹木信悟がいた時に欠場するという一番の新日本プロレスジュニアの見せ場にもなったであろうあの面子の時に出場できなかった二人の生え抜きの意地を見せるBOSJに乞うご期待!という試合だったというか・・・

BUSHIさんファンはどこで歓喜の声を上げることができるのか?
恐らくファンは何年も待ってる状態が続いていますが、これもまた1つジュニアの人材不足というところが原因なのではないでしょうか。

また、BUSHIに関していえばどうしても「対KUSHIDA戦」の時の熱さを覚えているファンが多いのでライバル不在の今は辛いところですよね。

何にしても今年のBOSJは新日本プロレスジュニアが上がるか下がるかの重要なものになるだろうなと今回のタッグ戦を見て感じました。


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