アスリートはなぜ「そうですね」と言うのか

サッカー、野球、バレーボール、競馬騎手、陸上選手、その他
それらのどのインタビューを見ていてもよく耳にする、
共通する受け答えのワードが存在しています。

それが「そうですね」

アナウンサーが何か質問をする、するとアスリートは
かなりの高確率で「そうですね」から回答をはじめます。

  • アナウンサー「強敵でしたが勝ちましたね!」
  • 選手「そうですね、いい流れが作れました」
  • アナウンサー「見事なホームランでした」
  • 選手「そうですね、ストレートを狙っていました。」
  • アナウンサー「見事な逃げ切りでした」
  • 騎手「そうですね、この馬を信じて走りました」

別に使い方としては問題が無いのですが
あまりに「そうですね」が多いことに実はかれこれ20年ぐらい
私はこれが気になってしかたがないのです。

一日に多くの試合がある世界陸上とかオリンピックとかを見ていると
数時間で何回聞くんだ!?というぐらい「そうですね」がテレビから飛んできます。

それに対して私は「そうですか・・・?」と、小さく呟くのです。

 

さて、そこで私は考えてみました。
「まさか、アスリートが使うそうですねは
反応、応答としてのそうですねではないのではないか?」

  • 層ですね(僕は努力を重なっていくことで頑張ります)
  • 奏ですね(僕は音を奏でるようにこれからも魅せます)
  • 想ですね(想いを胸に戦いました)
  • 双ですね(疲れているのでアナウンサーが二人に見えてます)
  • 爽ですね(気分爽快だぜ!!)
  • 曹ですね(鬼軍曹のようなコーチのおかげです!)
  • 躁ですね(躁鬱持ちですけど、今は躁やで!)
  • 草ですね(お前のインタビュー内容が下手で草はえるわw)
  • 早ですね(試合が終わってからインタビューまでが早すぎてうぜぇ)
  • 騒ですね(ちっ、騒がしくて聞こえねぇ)
  • 痩ですね(俺が減量に苦しんでるんだから、テメーらマスコミも痩せろよ。)
  • sawですね(負けたのにインタビューしてくんなよ、ノコギリで斬るぞコラ)

これらのような意味があるのでは!?

そんな目線でインタビューを見ると「そうですね」が面白くなりそうです。

 

ところで、プロレスラーはインタビューなどであまり「そうですね」を言いません。
いや!最近の若いアスリート的なレスラーは言うことがありますが
プロレスラーらしいプロレスラーはあまりそうですねを言わない気がするのです。

やはり、レスラーは超人。
アスリートとは若干違う受け答えになるのでしょう。

 

え?こんなくだらないことを書いてバカかって?

「遭ですね、なんかもう人生に遭難している感じです、はい。」

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