競馬本を出版するためには

年間で10名ぐらいの方から「競馬本を出すにはどうすればいいの?」と聞かれます。

3冊発売した僕の考えですが、これには1つコツがあるんですね。

『斬新であり簡単に利用できる』

これがコツです。

1冊目のテン乗り勝負パターンの見極め方は
誰でも利用ができる簡単さがある中で
テン乗りを中心した本が他になかったということから
販売されることになり、尚且つある程度売れました。

2冊目のミリオンダラー馬券術に関しては
ベースとなる理論を2007年から公開していたことで
本になれば売れるという見込みもありましたが
実は最初に打ち合わせをしてから、雑誌掲載されるまでに
2年ほどの時間が流れています。

というのは、ミリオンダラー馬券術の理論は斬新かつ活用でき
ファンがもともと多かったのですが、これがいきなり書籍になると
初心者の人や数学的レベルの低い人、馬券的知識の少ない人では
使うことが難しいのではないか?という話になったからです。

ですので、ミリオンダラー馬券術として雑誌掲載された時から
僕の言いたいこと、見せたいことではなく、一般の競馬ファンの人のレベルで
理解できるところから話を進めていき、書籍では入門編的なレベルにして
発売することができました。

今回のミリオンダラー種牡馬に関しても
簡単な足し算と割り算、それと種牡馬を見ることができれば
利用するレベルですが、血統本としては他との差別化ができているので
斬新かつ簡単という仕上がりになっています。

こんな感じのことを意識して出版社へ持ち込むと
企画が通りやすくなると思います。


競馬最強の法則であれば、まずは雑誌社へどんどん
企画を持ち込むこと、雑誌に載ることができれば
そこから広がりがある馬券法であれば本になるチャンスは増えます。

不況の出版業界なので、競馬本というジャンルでも門は広くありませんが
商業的に売れると思われる内容であればチャンスは誰にでもあります!!

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